コラム

人気の車中泊は軽自動車でもできる?車中泊におすすめの車種を紹介

旅行やアウトドアは楽しいものですが、日帰り以外の場合、宿泊場所の確保が必要になります。気軽に出かけるためには、移動と宿泊場所の役割を一台でこなせる、車中泊に適した車があると助かります。また、スペースに余裕のある車があれば、災害時の万が一の備えとしても役立ちます。

車中泊というとキャンピングカーのような本格的な大型車をイメージしがちですが、スペースに余裕のある車種であれば対応は可能です。当然、安全性を十分考慮する必要はありますが、車種によっては軽自動車でも車中泊は可能です。今回は車中泊を目的とした車を選ぶ際のポイントとともに、おすすめの車種を紹介します。

車中泊が今なぜ人気?

今、なぜ車中泊の人気が高まっているのでしょうか。車中泊が注目される理由や、車中泊を行う際の注意点について解説します。

車中泊人気が高まっている背景

車中泊が人気となった背景の1つに、近年のアウトドアブームがあります。アウトドアといえば、自然に親しみながらバーベキューをしたり、テントを用意してキャンプを楽しんだりするのが定番です。比較的お金をかけずに楽しむことができ、友人や家族連れといったグループからソロキャンパーまでさまざまなスタイルで多くの人がアウトドアに親しんでいます。日本オートキャンプ協会の「オートキャンプ白書2020」によると2019年にオートキャンプを利用した人は、前年比1.17%増の860万人。7年連続で前年からの増加が見られました。

自由度の高い旅行を楽しみたいという消費者ニーズも、車中泊人気を後押ししています。急な休みが取れた時でも、車中泊であれば宿の手配に煩わされることはありません。スマートフォンの普及と基地局の充実により、現地での情報収集も容易です。加えて最近の先行き不透明な経済状況から、将来のためにもあまりお金をかけたくないという心理が働いている可能性も要因として考えられます。

車中泊のメリット・デメリット

車中泊はキャンプや旅行のハードルを下げてくれる選択肢です。多くのメリットがありますが、一方でデメリットもあります。宿泊費用を抑えながら、非日常の休日を楽しみたいという理由も、車中泊が注目されている背景にあげられます。

  • メリット

ホテルやログハウスを利用する場合には、チェックイン・チェックアウトの時間が決まっていますが、車中泊はそうした制限がなく自由に活動できるのも魅力です。加えて、車中泊ができる車があれば、急な移動、急な宿泊にも対応できます。またホテルや旅館と違い、キャンセル料も不要となる項目が多いため、旅行予算の節約につながる可能性があります。

車中泊は、思いついたら出かけられるフットワークの軽さと共に、非日常的な気分を満喫できるのが魅力です。遊びの中で車中泊を体験しておくことで、万が一の災害時の備えとなるのもメリットといえるでしょう。

  • デメリット

宿泊施設にこだわることなく気軽に泊まれる車中泊ですが、駐車場所には制約があります。最近では、マナー違反として問題視されることもあり、車中泊禁止となっている駐車場や施設も少なくありません。

また、車に泊まるという特性から、その安全性やプライバシーの確保も考慮すべきでしょう。安全面においては、就寝時は一酸化炭素中毒を回避するため、エンジンを停止しなければなりません。エアコンが使えないことを想定した暑さ・寒さ対策が必要です。加えて、車に広さや快適性向上のための十分な準備がなければ、寝心地が悪く、睡眠の質の低下にもつながります。さらに狭い車内では、エコノミークラス症候群(肺血栓塞栓症)のリスクにも留意しなければいけません。特にフルフラット機能のない車は、足を伸ばすことも寝返りを打つこともできないため、長時間同じ姿勢で過ごすことになり、非常に危険です。

そのほか、少人数の場合は特に盗難・強盗等への対策も必要です。また設備を搭載した本格的なキャンピングカーでない限り、トイレや水場の確保が必要となることも車中泊の大きな課題といえます。

車中泊できる車を選ぶ際のポイント

先にお伝えした車中泊のメリット・デメリットを踏まえながら、安全性を高めるための車選びのポイントを解説します。

ポイント1:十分な広さがある

宿泊を伴う旅行となると、荷物もそれなりに多くなります。家族や友人などの荷物が十分に積載でき、かつゆとりのあることが大きな条件となるでしょう。すべての荷物を降ろすことなく、車内で荷物整理といった軽作業が可能であれば理想的です。広さの面での居住性を重視し、無理なく車内での時間を過ごせるよう、旅行するメンバー構成を考慮して選びましょう。

ポイント2:段差なしのフラットスペースが確保できる

前述したように、窮屈な姿勢での就寝はエコノミークラス症候群を引き起こす原因となります。車中泊を前提とした車選びでは、できるだけゆったりと横になることができるスペースを確保するためにも、シートアレンジができることは大切な条件の1つです。車内全体がフラットになるのが理想ですが、工夫次第で段差を減らせる仕組みになっていれば、車中泊に利用できる可能性があります。

また、快適さを考える場合、フラットになるだけでなく、クッションやマットレスを追加すべきかどうか考えておきましょう。

ポイント3:燃費・性能の良さ

車中泊を想定する場合でも、車としての性能が悪ければ快適な利用ができません。長距離ドライブを伴う旅行がしたいのか、アウトドアを中心に山道を移動するケースが多いのか、日常での使用頻度はどうかなど、車の利用シーンや環境に合わせた性能を併せ持っているかも確認しておきましょう。

軽自動車でも車中泊は可能。ただし注意すべき点がある

軽自動車でも車中泊は可能ですが、特に安全性については普通自動車以上に留意する必要があります。普通車と比べて、どうしても社内スペースが狭くなってしまうため、軽バンをキャンピングカーに改造する、テントとの併用を考えるといった対策が必要です。

また、軽自動車での車中泊は1泊か長くても2泊程度の短期間での利用に留め、人数も最大2人までが目安です。エコノミークラス症候群対策として十分に配慮し、できるだけフラットで余裕のあるスペースを確保できるように工夫しましょう。利用時には適宜運動を挟み、長時間で同じ姿勢を取り続けることのないよう心がけます。

また、軽自動車に限った話ではありませんが、エンジンのかけっぱなしによるバッテリー切れや一酸化炭素中毒を防ぐため、緊急時であっても夜中のエンジンは切る必要があります。冬場には体温を維持するために、衣服や布団で調整するなど防寒対策、夏場であれば風通しを考えるなどの考慮が求められます。

車中泊におすすめの車種

実用面を考えると、少なくとも車中泊には普通車のミニバン以上が適しています。ここでは軽自動車だけではなく、普通車を含め自動車の中で特に車中泊におすすめの車種と、それぞれの特徴を紹介します。

軽自動車

先に述べたような安全性を十分考慮した上で、車中泊のできる軽自動車を紹介します。

  • タフト(ダイハツ)
    運転席と助手席のヘッドレストを外して、完全に後ろに倒すと、後部座席の座面と一体化。さらに後部座席の背もたれを前に倒せば、ラゲッジスペースまで奥行きが広がります。ただし、安眠するためには、座席の凹凸を埋めるためのマットやクッションが必要です。またシートをアレンジすると、車内にスペースがなくなるため、ターフを利用するなど別に荷物を置く場所を確保しなければなりません。
  • ハスラー(スズキ)
    2020年に発売されたモデルは、先代よりも車内空間が広くなり使い勝手が向上しています。タフトと同じく前席の背もたれを後ろに、後部座席を前に倒すことで、フラットなスペースを作れます。ただし、後部座席の背面が硬いため、車中泊にはマットが必要です。
  • N-VAN(Honda)
    1名であれば、助手席と荷室でフラットスペースを作ることができます。床が硬いため、マットの準備が必要です。純正アクセサリーとして提供されている「マルチボード」を活用すれば、2名分のスペースが確保できます。ボード下には、荷物の収納が可能です。

普通車

  • ハイエース(TOYOTA)
    一般車両(車両総重量5トン未満、積載量3トン未満、乗車定員10名以下)の中で、もっとも大型なのがTOYOTAのハイエースです。普通免許で運転ができ、駐車場でも普通車の扱いとなります。エンジンが運転席(キャビン)の下にあるキャブオーバータイプのため、2列目以降を広く使うことができます。また、デフォルトの内装はベーシックなつくりでキャンピング仕様へのカスタマイズも可能です。
  • NV350キャラバン(日産)
    商用ワンボックスの代表格、日産のキャラバンから、車中泊仕様の「マルチベッド」が提供されています。ベッド下に収納スペースがあり、荷物で空間を圧迫されることがありません。メーカーオプションでベッド裏に収納できる着脱式テーブルもあり、就寝時以外にも快適に過ごせます。
  • デリカ(三菱)
    多彩なシートアレンジで定評のある三菱のデリカは、2列目と3列目シートを倒すことでくつろぎのリビングスペースが生まれます。厳密には完全なフラットではありませんが、段差はわずかでマット無しでも快適です。シート下のスペースでたっぷりと収納場所を確保できるのも魅力です。
  • ステップワゴン(Honda)
    Hondaのステップワゴンはヘッドレストを全て外し、2列目と3列目を後ろに倒すことで、ほぼフラットな状態を作れます。車種によっては、運転席から2列目までのスペースが空いてしまうタイプもありますが、2人ならそれぞれが足を伸ばして休めるくらいの広さが作れます。車高があるため、圧迫感を感じずに過ごせるのが特徴です。
  • NV200バネット(日産)
    日産のNV200バネットは、その荷室の広さから支持されることも多いようです。車中泊用の仕様として「NV200バネットマルチベッドワゴン」があり、跳ね上げ式のベッドは普段荷物を積んでいても邪魔になりません。キャンプ用品を常に積んでおけば、思い立ったらすぐに出かけることができ、行動派には何より嬉しい仕様です。

車中泊用の車も賢く選ぶ!カーリースのススメ

カーリースならば車中泊も可能な車を、賢く手軽に利用できます。カーリースの特徴を確認していきましょう。

  • 頭金なし・月々定額で家計に安心
    車中泊用の車を新たに購入するとなれば、高額な初期費用が必要です。カーリースであれば、頭金を準備する必要がなく、月の支払いが定額なので家計を管理しやすいというメリットがあります。
  • セカンドカーや趣味用の車利用として最適
    カーリースは契約上、利用期間が決まっています。セカンドカーや趣味用など将来的に乗り換えの可能性がある場合に最適です。
  • 軽自動車も含め豊富な車種がラインアップ
    メーカーをまたいだ新車が豊富に提供されており、用途に合う車をじっくりと選択できます。
  • 家族の成長やライフステージに合わせて乗り換えられる
    購入してしまうとなかなか難しくなる乗り換えも、カーリースなら契約期間が決まっているため、期間満了の都度、検討できます。
  • 税金の納付や車検にかかる手間がない
    税金や車検の手続きなど、面倒な手間をリース会社に任せられます。
  • プランによってメンテナンスも頼れる
    車の不調についての心配も、メンテナンス付きプランなら安心です。

車中泊ができる車で休日の新たな楽しみ方を見つけよう

「どこかへ出かけたい」と思っても、宿泊先を決めて予約の手配をするのは意外と面倒なもの。希望する宿が取れなかったり予算と合わなかったりすることもあるでしょう。また予定が変わる可能性がある時にはキャンセル料が気になって旅行の予定を立てづらくなります。自分の車で寝泊まりできるならば、そうした心配はありません。立ち寄り湯やキャンプ場を利用するなど、これまでとは違う楽しみ方が広がります。今の軽自動車は、車中泊に対応できる車種も豊富です。

カーリースなら初期費用をかけずに、車中泊が楽しめます。新しい車の乗り方を考えてみてはいかがでしょうか。カースタのカーリースは、豊富な実績で高い信頼があるからリース初心者でも安心。インターネットでも相談でき、またホームページ内で車種の比較も可能です。車中泊に適した車探しは、カースタで!

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