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車の走行距離はどれくらいが目安になる?維持費との関連性も解説

車の走行距離は、機能の低下や価格に影響を及ぼす要素です。例えば、中古車を購入する場合、その価格は車両の年式や走行距離によって異なります。また、カーリースの利用料金も月間走行予定距離によって変わります。今回は、走行距離と車の買い方について考えてみましょう。

そもそも車の走行距離・年式とは?

走行距離とは、新車購入後からどれくらいの距離を走行したかを表す数字です。走行距離が短い場合はそれだけ車の消耗が少ないことを意味しており、特に中古車を購入する際の重要な判断材料となります。また、年式は車の経年劣化を知るための指標となり、ゴム製部品や樹脂類、電装部品のメンテナンス状況などが劣化確認における重要なポイントです。

走行距離は車のメーターパネル付近に数字が表示されますが、「オドメーター」と「トリップメーター」と呼ばれる2種類のメーターが存在します。このうちトリップメーターは、特定の走行距離を計ったり、燃費を計算したりする際に使用するもので、好きなタイミングでメーターをリセットできます。一方、オドメーターは総走行距離を示すもので、リセットができません。中古車の下取りなどに関わる走行距離は、オドメーターに表示された数字が該当します。

車の走行距離は使用状況によっても異なる

車の走行距離は、一般的に1年間で10,000km程度が目安とされています。ただし、車の乗り方や用途によって走行距離は異なります。例えば、毎日の通勤で往復50kmを走行していた場合、週5日で250km、1年に換算すると通勤だけで少なくとも12,000kmの走行距離になります。これに加えて週末や大型連休などにレジャー等の用途で車を使用したのであれば、年間で15,000km近くの走行距離に達する可能性もあります。

一方、通勤では車を使用せず、近所への買い物や休日のレジャー目的のみで使用していた場合は、年間で数千km程度しか走行距離が伸びないこともあります。このように走行距離は、使用状況やライフスタイルによって大きく異なります。

車の走行距離が多いか少ないかを判断する際には、年式と走行距離を参考にすると分かりやすいでしょう。例えば、新車登録から10年が経過し、走行距離が10万km程度の中古車は平均的と言えますが、新車登録から3年しか経過していないにもかかわらず、10万kmに達している中古車は、平均よりもはるかに走行距離が多いと言えるでしょう。

走行距離は中古車の状態を判断するのに重要な指標

上記のように、走行距離は車の状態を表す重要なポイントのひとつです。特に走行距離が多い中古車を選ぶ際には、タイヤやワイパー、ヘッドライト、油脂類などの消耗品が交換されているか、足回りがヘタっていないかを確認する必要があります。走行距離が多くても、こまめにメンテナンスがされてきた車はコンディションが良く、まだまだ現役で活躍できる可能性が高くなります。

反対に、走行距離が少ない中古車を選ぶ際には、エンジンの始動性やアイドリングが安定しているか、バッテリーが弱くなっていないかなどを重点的に見ると良いでしょう。自動車のエンジンはスタート時に負荷がかかりやすい特性があります。短距離の走行が中心でエンジンのON/OFFを繰り返していると、エンジン内部にカーボン(燃料の燃えカス)が溜まりやすくなるため、メンテナンスを怠っているとエンジンに不調をきたし、アイドリングが不安定になるといった症状が現れることもあります。

このように、一概に「走行距離が少ない=状態が良い」とは限らず、あくまでも現車を確認したうえで判断することが重要です。

極端に走行距離が少ない、または多い中古車は、販売店の担当者にその理由を聞いてみるのもおすすめです。ワンオーナー車で買い取った中古車や、そのお店がユーザーから直接買い取った車などの場合は、理由を答えてくれることもあります。

短距離の利用が中心の方にはカーリースがおすすめ

近所への買い物や子どもの送り迎えが中心で、長距離を運転する機会が少ない場合、中古車の購入よりカーリースが適している場合もあります。

カーリースとは、毎月一定の額で自分の車のように使える新しい形の車利用スタイルです。月額料金に税金や車検代といった維持費を含めることが出来るため、家計管理が楽になるといったメリットがあります。車種や契約期間、任意保険の有無などによって月ごとの料金が変わりますが、利用する走行距離によっても毎月の支払額が異なります。カーリースでは期間中の走行距離が設定されており、1ヶ月当たり500~1,000km程度が一般的です。

設定された走行距離が高いほどリース料金も高くなるため、契約時に走行距離の目安を知っておくことが必要です。その点、送り迎えや買い物等の近場への利用が中心であれば、リース料金を安く抑えることが出来ます。ただし、急なお出かけで、予想外に走行距離が伸びてしまうこともあるでしょう。

もし契約した走行距離制限をオーバーすると、契約満了時に精算が発生する可能性があります。これは走行距離の超過によって車の残存価値が契約時に設定した残存価値を下回ってしまうからです。契約満了時に追加の精算が発生しないように、どのような目的で車を利用するのか、想定される月間の走行距離をシミュレーションしたうえで、自身にとって最適なプランを検討してみましょう。

また、契約期間満了後には、新たな車でリース契約を結ぶことも可能です。カーリースは頭金不要で利用できるため、初期費用を抑えて常に新しい車に乗り続けられるのが魅力です。加えて、車検や税金などもリース料金に含まれていることが多いため、毎月一定の料金で車を維持できるというメリットもあります。

自動車保険料にも影響する走行距離

自動車に乗る以上は、万が一の事故に備えて任意保険への加入はしておいた方が安心です。損害保険料率算出機構が発表した「自動車保険の概況 2019年度版(2020年5月発行)」によると、2019年3月末時点で88.2%ものユーザーが自動車保険または自動車共済(対人賠償)に加入していることが分かっています。任意保険の加入は、法律上の義務はないものの、万が一の事故への備えとして欠かせないリスクヘッジと言えます。

任意保険料はドライバーの年齢や車種、居住地によっても異なるほか、年間走行距離によっても変わります。走行距離が少ないということは事故に遭うリスクも低くなるため、自動車保険料も安く抑えられる仕組みです。「移動範囲も限られているし、走り慣れた道しか運転しないから任意保険は不要」と考える方もいますが、自分自身が注意していても相手方の不注意で交通事故が発生するケースもあります。

カーリースでは、月々のリース料金に自賠責保険は含まれますが、任意保険はオプションとなるのが一般的です。もし契約期間中に、事故による一部故障や全損が発生すると、原状回復の為の修理費や解約金などが必要となるので、なるべく任意保険には加入しておく方が安心です。

走行距離に応じて車の購入またはリースを検討してみよう

車の走行距離は、中古車の購入時やカーリース契約の際に重要な判断材料となります。新車で購入した場合も走行距離によって、その後に必要な維持費が予想できるでしょう。車と走行距離の関連性を正しく理解し、所有後の走行距離を事前にシミュレーションすることで、中古車を購入した方が良いのか、カーリースの契約を結んだ方が良いのかも分かってきます。より納得できる方法を選びながら、最適な車を選びましょう。

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